2006年 04月 09日
間もなく開花。 |
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by satskt
| 2006-04-09 09:19
| 散歩
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2006年 03月 10日
ゴミを出しにいったら駐車場に中身がちょっと残ったペットボトルが落ちていました。
私の車の駐車場は道路との境目が無い場所にあるのですが、時々車から駐車中の車めがけて空き缶やペットボトルを放り投げていくバカが居ます。 すぐ近くの交差点は交通事故が頻発しますし、スーパーに近いので無自覚なおばさんの当て逃げも心配で、こんなところに住んでいると、とてもじゃないけれど高級車を買う気になれません。まぁ、買うお金もないのですが。 #
by satskt
| 2006-03-10 05:01
| 日記
2006年 03月 06日
先日車をディーラーに点検に出し、やたらと日当りの良いディーラーの窓際席でコーヒー等をいただいてくつろいでいると、異様な自転車が国道4号線を疾走していきました。
正体は『じてんしゃ図書館あそブック』。以前BePALかなにかの雑誌記事で読んだことがあったのですが、この街で本物を見るとは思いませんでした。 車で追いかけようにも点検中だったから不可能でした。事前に知っていたらお気に入りの本を交換したかった。残念。 #
by satskt
| 2006-03-06 02:36
| 日記
2006年 02月 10日
今日は一日中落ち着かない日でした。何故かというと一日中、お腹の具合が良くなかったから。多少具合が悪い日なんて珍しくないのですが、今日は重体に至りかねない原因に思い当たるフシがあったので恐怖感で一杯でした。
今朝の朝食は納豆玉子かけごはんだったのですが、食べ終わった後に卵の賞味期限が切れていることに気付きました。納豆の方も数日前に賞味期限を迎えていました。私はいつもスーパーでおつとめ品ばかり買うので、すぐに消費しないと賞味期限がすぐに切れてしまいます。 賞味期限なんて目安に過ぎず、魚とか生ものでもない限り大抵2〜3日過ぎても大丈夫だと思うのですが、私には食あたりに関するトラウマがあり、腹痛にはとても恐怖を感じるのです…… ■■■ 今から15年程前、当時私は世間知らずで厚顔無恥な中学生でした。その頃の私はアウトドアもののエッセイや小説が好きで、色々読みふけっていました。椎名誠の『怪しい探検隊』シリーズはほとんど読みましたし、野田知佑の『のんびり行こうぜ』あたりを読んで、『いつかオレも犬と一緒に川をカヌーで下りたい』などと妄想していたものです。私は泳げませんし、実家の駄犬は車に乗せただけで失禁するので夢のまた夢、一生実現しそうにありませんが。 金も行動力も無く、アウトドア好きの友人に恵まれなかった私は、日常生活でアウトドアグッズを使用して欲求を解消していました。一種のオナニー行為ではありますが、室内にテントを張って寝袋で寝たりしていました。親にはバカじゃないのと呆れられましたが、テントは蚊帳の機能もあるので蚊避けになって意外と実用的でした。 インドアでアウトドア疑似体験というこの暗い趣味ですが、一番の愉しみは食事です。小遣いで缶詰などを買ってきて、テントの中で本を読みながらおやつ代わりに食べていました。特に好きだったのはコンビーフで、お年玉で買った愛用のスイス・アーミーナイフでコンビーフを薄く切り、パンにはさんで食べていました。テレビのドキュメンタリーで、アフリカのレンジャー隊員が野外でそうやって食べていたのがかっこ良くて、真似をしたのです。コンビーフは缶切りなしで開けられるところもアウトドア的で、気に入っていました。ただし値段はツナ缶やサバ缶に比べて高いので、買ってもすぐに手を出さずゲームで最高点を出したとか、本を一冊読みきった時とか、節目の時に食べるようにしていました。 そんなことを日々繰り返していたある残暑の厳しい夕暮れ、それは起きました。 本を読み終え、とっておきのコンビーフでサンドイッチを食べようと缶を開けたところ、違和感を覚えました。何となくにおいが変だったのです。味もちょっと変でした。日の当たる窓際においていたので腐ったのかと思いましたが、なけなしの小遣いで買ったので勿体なく思い、『これ以上悪くなる前に早く食べなきゃ』とその日のうちにもう一缶も開けて、全部食べてしまいましました。 次の日の朝、腹痛で目が覚めました。症状としては鈍痛で、明らかに昨日のコンビーフが原因と思われました。母に「腹が痛いから学校を休みたい」というと、『あんなバカなことをするから自業自得でしょ、さっさと学校へ行きなさい!』と容赦なく言いました。激痛と言う程でもないので、「そのうち収まるだろう」と学校へ行ったのですが、いっこうに良くならず、午後には脂汗をかいて我慢できなくなり、保健室に担ぎ込まれました。保健の先生に痛い場所や痛み具合を告げると、「今日はもう帰りなさい」と帰宅を指示されました。 「それみろ」と苦しいながらも得意げに自宅に帰り、正露丸を飲んで寝ていたのですが、夕方になっても鈍痛は収まらず、ついに病院に連れて行かれました。 病院で診察を受けると、医者は症状を訊いて簡単な触診をしただけで「盲腸です」と診断しました。盲腸というと『七転八倒する程の痛み』といわれます。今まで読んだ小説やエッセイでもだいたい激痛に七転八倒したエピソードばかりで、盲腸というのは全くの想定外でした。しかも私には『怪しげなにおいのコンビーフ』という、思い当たる原因もあるのです。「そんな大げさな、食あたりじゃないか」と抗議すると、「医者のいうことが訊けないのですか!これは盲腸です。腹膜炎になりかかっているので鈍痛なのです!」と断言され、あれよあれよと言う間に手術の準備がなされ、生えかけの陰毛を剃られ、何故か全身麻酔までされて、盲腸を切り取られてしまいました。剃毛する時の若い看護婦さんの楽しそうな笑顔が忘れられません。今考えてもやっぱり矛盾だらけです。 その日の夜は病院のベットで目が覚めました。全身麻酔の影響で金縛りに遭ったような不快感の中『コンビーフを食べただけなのに、なんで手術までされなければいかんのか……』と、一晩中悔しさや、情けなさで泣きました。巡回に来た看護婦は泣いている私を見て『初めての入院だもんね、怖かったでしょう?大丈夫、朝になればだいぶ楽になるからね。』と励ましてくれましたが、私には彼女たちが詐欺師の手先にしか思えませんでした。今なら逆に喜ぶところですが…。 結局1週間程入院しましたが、親以外誰もお見舞いにこなくて寂しかったのを覚えています。当時幼なじみの親友が持病のため小学校の頃から毎年定期的に入院していて、私はかかさずに毎回お見舞いに行っていたのですが、その幼なじみすら来てくれなくて人間不信にもなりました。 痛んだコンビーフを食べただけで手術され、人間不信にもなったという、恐ろしくそして寂しい思い出です。 ちなみにそれ以来コンビーフは買ったことがありません。 #
by satskt
| 2006-02-10 00:38
| 日記
2006年 02月 07日
米沢市で大学の同級生と久しぶりに会ったのですが、特にやることを計画したわけではなかったので、飯を食ったら暇になってしまい『とりあえず温泉巡りでもするか』ということになりました。仮にも20代の自称若者が温泉巡りをしてどうすると思いましたが、全員若者らしい趣味を持っていない連中ばかりで、他にやることが無かったのでした。
米沢市近辺は比較的温泉が豊富で、車があれば一日で複数の良いお湯を回れます。せっかくだから滅多に行けないところへ行こうということで、姥湯温泉を目指しました。 米沢へ行くまでは各自自家用車で集合しており、当初山道だからRV車が良いという案が優勢でしたが、現地に行ったことがあるヤツが、『道が無茶苦茶細いから軽自動車の方が良い』と提案し、結局男4人で軽自動車で出発しました。 米沢市を出たのが2時過ぎくらいで、国道13号を北上し、『板谷峠』の入り口から姥湯温泉を目指します。米沢から行くと具体的には栗子のスキー場を過ぎたあたりでしょうか。 最初は舗装されているのですが、あっという間に道は細くて急になり、3ナンバー車同士だとすれ違えないような箇所も多々あります。少なくとも新車では行きたくありません。途中急な坂道でエンストし、二人降りて車を押しました。二人くらいだと軽自動車でも行けますが、デカイ男4人はキツいです。 姥湯温泉まではかなりの距離を走らなくてはならないので、途中で峠駅により見物しました。峠駅はかつて列車が非力だった時代に、スイッチバックをするために作られた駅で、人の乗り降りではなく作業用の駅でした。鉄道マニアにはかなり有名らしいですが、4年も米沢に住んでいたのに私は存在すら知りませんでした。 この峠駅は現在『滑川温泉』と『姥湯温泉』のアクセス用に活用されており、ここから両温泉まで送迎してもらうことができます。自家用車で行くよりは鉄道を使った方がだいぶ楽そうです。 駅舎はボロくて風が吹けば倒壊しそうです。雪対策にシェードで覆っているのですが、設備としてはプラットホームと臭いトイレだけです。他にも色々ありますが、スイッチバック時代の旧設備が残されているだけのようです。 こんな駅にも名物があり、その名も『峠の力餅』。駅の脇にある『峠の茶屋』で購入できます。峠の力餅はスイッチバック時代に鉄道員向けに売ったのが始まりだとか。 せっかくだから峠の力餅をいただき、のんびりしました。中々美味です。茶屋の犬が仔犬を産んだのか、かわいらしい仔犬たちが走り回っていました。私のスニーカーのひもをくわえて引っ張ったりする姿はなんというか『萌え』ます。メイド喫茶に対抗して仔犬喫茶とか仔猫喫茶もイケるかも知れません。衛生上ダメでしょうが。 餅とお茶ですっかりくつろいでいると、すごい轟音をあげて山形新幹線が走り抜けて行きました。そういえば山形新幹線『つばさ』は在来線を走るのでしたが、こんな駅を近代的な新幹線が走り抜けて行く様はなんというかきわめてシュールな光景です。 餅をいただいた後駅舎で記念撮影して姥湯温泉へ。ちなみに峠駅は国道13号から姥湯温泉までの中間くらいにあり、姥湯温泉はまだまだ先でした。 エンストや軽いスタックなどさんざん苦労して姥湯温泉のすぐそばまでたどり着いたところ、立て看板に『日帰り入浴は午後4時まで』の記載が。時計を見るとちょうど午後4時過ぎでした。うなだれてそのまま道をくだり、悔しいから滑川温泉に入ろうと思ったら、こちらも4時まで。どうやら宿付きの温泉は、一般客向けの解放は4時までが常識らしいですね。その後は宿泊客専用ということで。関東方面からビックスクーターで来ていたダンディなおっさんに教えてもらいました。このおっさんに『君たち若いんだから諦めちゃダメだ!事情を話して頼み込んでみろよ!』と力強いアドバイスをいただき頼んでみましたが、『ダメです』の一言で追い返されました。 苦労して『力餅』を食べただけで力なく道をくだりましたが、このまま解散というのはあまりに無念ということで、一路『小野川温泉』を目指しました。こちらは無料露天風呂や公衆浴場が完備で夜でも入れます。 小野川温泉につくと、やたら人通りが多くて何事かと思ったら、『ほたるまつり』なる行事の初日でした。何でも街を流れる最上川の源流では自然のホタルが飛び交い、風光明媚な景色を見ることができるとのこと。これは良いということで、早速天然温泉の公衆浴場で素早く入浴して、ホタルを見に行きました。 最初は暗闇に慣れていない所為か数える程しかホタルが見えないのですが、次第に目が慣れてくると、木々の枝の合間や河原の薮の間に無数のホタルを見つけることができました。予想以上にホタルを観ることができて、年甲斐も無く感動してしまいました。天然のホタルをこれほど見たのは幼稚園児の頃以来ですから、20年ぶりくらいでしょうか。 女の子の浴衣にホタルが数匹停まって瞬くのを見て、あまりの美しさに写真に撮りたい衝動に駆られましたが、高感度のフィルムを装填した一眼レフでもなければ移らないと思い、やめておきました。 感動的な、それこそ一生ものの風景を観ることができ、姥湯温泉に入れなかったことを感謝しました。そうそうバイクに乗ったダンディなおっさんも言っていました。『諦めちゃダメなんだよ!』 ……尤も、我々は行き当たりばったりでしたが。 #
by satskt
| 2006-02-07 21:54
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